SPECIAL
TVアニメ『メルヘン・メドヘン』
第十話アフレコ後キャストインタビュー
末柄里恵(土御門静)&日高里菜(リン・デイヴス)
――9話から日本チームに新キャラクターの日野さちが登場しましたね。
末柄:さちは日本校にいないタイプの子だったから、ありがたかったです!
日高:9~10話はシリアスだったりするから、さちみたいな天真爛漫なキャラクターがいると安心します。
末柄:ほっこりするよね! 声もピッタリで! ころあずちゃん(※田所あずささん)って、歌ってるときはパワフルなんだけど、収録の合間の休憩のときはおしとやかにしているんですよ。でも、さちちゃんになると元気で楽しそうにしてるから、微笑ましくなっちゃって(笑)。
――5人揃った日本チームの魅力というと?
末柄:結構日本校のみんなって、おとなしい子が多いんですよ。その中でムードメーカーの明るいさちちゃんが来てくれたので、バラエティ豊かな日本校が出来上がったと思います。
末柄:さちは日本校にいないタイプの子だったから、ありがたかったです!
日高:9~10話はシリアスだったりするから、さちみたいな天真爛漫なキャラクターがいると安心します。
末柄:ほっこりするよね! 声もピッタリで! ころあずちゃん(※田所あずささん)って、歌ってるときはパワフルなんだけど、収録の合間の休憩のときはおしとやかにしているんですよ。でも、さちちゃんになると元気で楽しそうにしてるから、微笑ましくなっちゃって(笑)。
――5人揃った日本チームの魅力というと?
末柄:結構日本校のみんなって、おとなしい子が多いんですよ。その中でムードメーカーの明るいさちちゃんが来てくれたので、バラエティ豊かな日本校が出来上がったと思います。
――アメリカ校のメンバーも実は9話でやっと登場したんですよね。
日高:はい、やっと揃いました。リンちゃん以外は9話で初登場なんです。出るよーっていうのは聞いていたし、キャラクターデザインも見てはいたんですけど、思っていた通りで、全然仲間感はないなと…(笑)。リンちゃんは女王様気質ではあるから、仲間たちはどうやってうまいことやっているんだろうと思っていたけど、うまくやっていなかったという。なので最初から最後まで一体感もなく……。
――残念でした…(苦笑)。
日高:アメリカ校の登場が9~10話だけだったので、もっとガッツリ絡みたかったのは本心なんです! 登場したけど、そこまでじっくり話すシーンもなかったので。
末柄:ケンカのシーンが多かったかもしれないね。
日高:だから会話になってなかったんですよぉ。いつか、スピンオフ的なものでもいいので、どこかしらで仲良しになるエピソードがあったら嬉しいなって思いました。
末柄:でもここまで勝ち進んできたんだから、戦いのときはきっと強かったんだよね?
日高:たぶん…。
――個々は強いんでしょうね。原書がユニークですからね。
末柄:『ゾンビ』とかね。
日高:葉月ちゃんも言ってたけど、まさかだよね(笑)。
末柄:わりと何でもあり感はあった。
――9話はどうでしたか?
日高:アメリカって、ずっと中国と戦っていたんですよ。
末柄:温泉のときもそうだったよね。
日高:やたらと中国とケンカするなって思ってました。
末柄:リ・シュエメイさんは流すんだけど、シュエランさんがちゃんと突っかかってくるんだよね(笑)。
日高:そう! リンちゃん的にはこれまでも黒い部分は見せていたんですけど、9話でより狂気じみたというか。
末柄:周囲を気にしなくなったよね。
日高:別の人格になるような感覚になったのは9話が一番強くて、そういう意味では、ここまでやっていいんだなって思った回でした。腹黒ともまた違う怖さが出たんですよ。ト書きにも「狂気じみた」と書いてあったので、普段より出してはいたんですけど、テストが終わったあとに、もうちょっとやっちゃってくださいとディレクションがあったので。
末柄:9話からリンちゃんの目的というか、やりたいことが見えてきたよね。
日高:お父さんに喜んでほしいだけっていうね。初めてお父さんについての話が出てきたけど、まだ、どういうことなんだ?って状態ですけど。あとリンのお姉ちゃんのアンジェリーナはキャラクターデザインを見たときから気になっていたんです。姉妹だけど、リンのほうが立場が強いのかな?って気になっていたので、登場してくれて嬉しかったです。
日高:はい、やっと揃いました。リンちゃん以外は9話で初登場なんです。出るよーっていうのは聞いていたし、キャラクターデザインも見てはいたんですけど、思っていた通りで、全然仲間感はないなと…(笑)。リンちゃんは女王様気質ではあるから、仲間たちはどうやってうまいことやっているんだろうと思っていたけど、うまくやっていなかったという。なので最初から最後まで一体感もなく……。
――残念でした…(苦笑)。
日高:アメリカ校の登場が9~10話だけだったので、もっとガッツリ絡みたかったのは本心なんです! 登場したけど、そこまでじっくり話すシーンもなかったので。
末柄:ケンカのシーンが多かったかもしれないね。
日高:だから会話になってなかったんですよぉ。いつか、スピンオフ的なものでもいいので、どこかしらで仲良しになるエピソードがあったら嬉しいなって思いました。
末柄:でもここまで勝ち進んできたんだから、戦いのときはきっと強かったんだよね?
日高:たぶん…。
――個々は強いんでしょうね。原書がユニークですからね。
末柄:『ゾンビ』とかね。
日高:葉月ちゃんも言ってたけど、まさかだよね(笑)。
末柄:わりと何でもあり感はあった。
――9話はどうでしたか?
日高:アメリカって、ずっと中国と戦っていたんですよ。
末柄:温泉のときもそうだったよね。
日高:やたらと中国とケンカするなって思ってました。
末柄:リ・シュエメイさんは流すんだけど、シュエランさんがちゃんと突っかかってくるんだよね(笑)。
日高:そう! リンちゃん的にはこれまでも黒い部分は見せていたんですけど、9話でより狂気じみたというか。
末柄:周囲を気にしなくなったよね。
日高:別の人格になるような感覚になったのは9話が一番強くて、そういう意味では、ここまでやっていいんだなって思った回でした。腹黒ともまた違う怖さが出たんですよ。ト書きにも「狂気じみた」と書いてあったので、普段より出してはいたんですけど、テストが終わったあとに、もうちょっとやっちゃってくださいとディレクションがあったので。
末柄:9話からリンちゃんの目的というか、やりたいことが見えてきたよね。
日高:お父さんに喜んでほしいだけっていうね。初めてお父さんについての話が出てきたけど、まだ、どういうことなんだ?って状態ですけど。あとリンのお姉ちゃんのアンジェリーナはキャラクターデザインを見たときから気になっていたんです。姉妹だけど、リンのほうが立場が強いのかな?って気になっていたので、登場してくれて嬉しかったです。
――あと、9話は合宿回でしたが。
末柄:小説でサンドウィッチの下りとかを読んでいたので、アニメでもここのシーンあるんだ!って思いました。葉月ちゃんがみんなと築いてきた絆が繋がった瞬間でもあったので嬉しかったです。特訓も頑張ってきて、いろんなことを乗り越えて、ようやく諸国連合やロシアのみんなと友達になれた瞬間だったのかなって。でも、ここから戦いも激しくなっていくので、こういうほっこりできるところがあったのは良かったです。
――課金ネタとか出てきましたけど、やっぱり静は電子機器はダメそうですね。
末柄:静が本当にわからないんですよね。
日高:あそこのお芝居、かわいかった~。
末柄:ボタンが押せる感覚がないのは信用できない、みたいなことを言ってましたね(笑)。
日高:舞ちゃんにツッコまれてるのも初めて見たかも。
末柄:そうなの!そうなの! そういう意味では、舞ちゃんも日本校に馴染んできて、チームとしてはどんどん出来上がっているのが嬉しかったですね。
――でも、そのあと原書を返しちゃうんですよね。
末柄:そうですね…。次の試合に出れないかもって終わり方だったんですけど、なんでや!って思いました(笑)。リーダーじゃなかったのか!っていう。でも静は、自分のことより母への思いを大事にしているところがあるから、母に疑いがかけられたことに対する当主としてのプライドが許さなかったんでしょうね。このあとどうなってしまうの!?って終わり方だったので、次の台本をいただくまで、本当にドキドキでした。
――そして10話では、ついに激突しますね。
日高:ある意味、リンちゃん大活躍ではあったけど、普通に戦うというよりはずっと出し続けていた印象なんです。いつもどこかしら余裕があって、挑発したりするんですけど、10話に関してはいっぱいいっぱいになっている。そこに対してはスタッフさんにも確認したんですけど、その先を知っているスタッフさんが「出していいよ」と言ってくださったので、ずっと余裕がない状態でやらせてもらいました。
――9話同様、アメリカ校のメンバーともあまり会話もなく。
日高:リンちゃんが完全に自分だけの世界に入っちゃったので…。
末柄:でも、その中でもアンジェリーナさんは、やっぱり姉妹だから心配しているところがあって、それも切ないというか…。ただ、リンちゃんは良い子だったんだ!って、あの回想シーンで思った。
日高:お父さんのためにというか、お父さんを喜ばせたいっていう思いが強すぎて周りに迷惑をかけちゃってる部分があるので、そういう意味ではリンちゃんの人間らしさが10話で少し垣間見られたところは嬉しかったです。
末柄:小説でサンドウィッチの下りとかを読んでいたので、アニメでもここのシーンあるんだ!って思いました。葉月ちゃんがみんなと築いてきた絆が繋がった瞬間でもあったので嬉しかったです。特訓も頑張ってきて、いろんなことを乗り越えて、ようやく諸国連合やロシアのみんなと友達になれた瞬間だったのかなって。でも、ここから戦いも激しくなっていくので、こういうほっこりできるところがあったのは良かったです。
――課金ネタとか出てきましたけど、やっぱり静は電子機器はダメそうですね。
末柄:静が本当にわからないんですよね。
日高:あそこのお芝居、かわいかった~。
末柄:ボタンが押せる感覚がないのは信用できない、みたいなことを言ってましたね(笑)。
日高:舞ちゃんにツッコまれてるのも初めて見たかも。
末柄:そうなの!そうなの! そういう意味では、舞ちゃんも日本校に馴染んできて、チームとしてはどんどん出来上がっているのが嬉しかったですね。
――でも、そのあと原書を返しちゃうんですよね。
末柄:そうですね…。次の試合に出れないかもって終わり方だったんですけど、なんでや!って思いました(笑)。リーダーじゃなかったのか!っていう。でも静は、自分のことより母への思いを大事にしているところがあるから、母に疑いがかけられたことに対する当主としてのプライドが許さなかったんでしょうね。このあとどうなってしまうの!?って終わり方だったので、次の台本をいただくまで、本当にドキドキでした。
――そして10話では、ついに激突しますね。
日高:ある意味、リンちゃん大活躍ではあったけど、普通に戦うというよりはずっと出し続けていた印象なんです。いつもどこかしら余裕があって、挑発したりするんですけど、10話に関してはいっぱいいっぱいになっている。そこに対してはスタッフさんにも確認したんですけど、その先を知っているスタッフさんが「出していいよ」と言ってくださったので、ずっと余裕がない状態でやらせてもらいました。
――9話同様、アメリカ校のメンバーともあまり会話もなく。
日高:リンちゃんが完全に自分だけの世界に入っちゃったので…。
末柄:でも、その中でもアンジェリーナさんは、やっぱり姉妹だから心配しているところがあって、それも切ないというか…。ただ、リンちゃんは良い子だったんだ!って、あの回想シーンで思った。
日高:お父さんのためにというか、お父さんを喜ばせたいっていう思いが強すぎて周りに迷惑をかけちゃってる部分があるので、そういう意味ではリンちゃんの人間らしさが10話で少し垣間見られたところは嬉しかったです。
――10話のリンちゃんは、いっぱいいっぱいな演技だったんですね。
日高:でも、弱く映っちゃわないかは心配してました。弱い人ほどめっちゃ一生懸命じゃないですか。噛ませ犬みたいになったらいやだなとも考えたけど、本番ではそんな事を考えられないくらい、ずっと必死で、120%でやり続けたと思います。それは楽しかったんですけど。
末柄:リンちゃんの魂の叫びみたいなところはあった気がしました。何かが根底にあるからこそツラかったです。
――でも、そんなリンちゃんを、若干チート気味な「ムーンフォール」を繰り出して倒す静でしたけど…。
日高:あれは強すぎますよね! あんなの無理だよ~(笑)。
末柄:いや、私もびっくりしたから!
――静としては10話はどうでした?
末柄:9話でヘクセンナハトに出れないかもって感じだったので、Aパートは静の影もなかったんですよね。でもBパートでは、ただただ悲観してるだけではなくて、静の底力、強さがあって嬉しかったです。9~10話で、いろんな人の思いがここに繋がっているんだなと思ったんです。静も信じられる何かを見つけられたのかなって。葉月は葉月で成長していて、頼れる存在になってきたし、みんなから見守ってもらったことで静も成長して、あの「ムーンフォール」に繋がったのかなって。
――実はアフレコが9と10話の間で何週間か空いていたんですけど、今日は、この魔法を叫んでやるぞ!って気持ちで来たんですか?
末柄:それはそうです。静の見せ場があるし、これはやってやろう!って思ってたんですけど、私、いかんせん土御門(つちみかど)があまりうまく言えなくて(笑)。すごく言いづらくて初っ端噛むという……。出鼻はくじかれましたけど、静が土御門家の者に、秘めた思いを吐露するシーンは、やってやるぞ!って気持ちで臨みました。
日高:でも、弱く映っちゃわないかは心配してました。弱い人ほどめっちゃ一生懸命じゃないですか。噛ませ犬みたいになったらいやだなとも考えたけど、本番ではそんな事を考えられないくらい、ずっと必死で、120%でやり続けたと思います。それは楽しかったんですけど。
末柄:リンちゃんの魂の叫びみたいなところはあった気がしました。何かが根底にあるからこそツラかったです。
――でも、そんなリンちゃんを、若干チート気味な「ムーンフォール」を繰り出して倒す静でしたけど…。
日高:あれは強すぎますよね! あんなの無理だよ~(笑)。
末柄:いや、私もびっくりしたから!
――静としては10話はどうでした?
末柄:9話でヘクセンナハトに出れないかもって感じだったので、Aパートは静の影もなかったんですよね。でもBパートでは、ただただ悲観してるだけではなくて、静の底力、強さがあって嬉しかったです。9~10話で、いろんな人の思いがここに繋がっているんだなと思ったんです。静も信じられる何かを見つけられたのかなって。葉月は葉月で成長していて、頼れる存在になってきたし、みんなから見守ってもらったことで静も成長して、あの「ムーンフォール」に繋がったのかなって。
――実はアフレコが9と10話の間で何週間か空いていたんですけど、今日は、この魔法を叫んでやるぞ!って気持ちで来たんですか?
末柄:それはそうです。静の見せ場があるし、これはやってやろう!って思ってたんですけど、私、いかんせん土御門(つちみかど)があまりうまく言えなくて(笑)。すごく言いづらくて初っ端噛むという……。出鼻はくじかれましたけど、静が土御門家の者に、秘めた思いを吐露するシーンは、やってやるぞ!って気持ちで臨みました。
――迫力がありました。
末柄:あの静が「くどい!」って言うんですよ。
日高:そこ、大好き!
末柄:「だまりなさい!」とかならわかるけど「くどい」って静さんが言うんだって驚きました。そういうところも古風な静らしいなし、静の熱い部分が出せたので、今後どう成長していくのか楽しみになりました。
――静のために頑張っていた葉月は、見ていてどうでした?
末柄:第一話で静のことを追いかけて来てくれてから、葉月ちゃんはいつも追いかけてきてくれるんですよね。それがありがたいというか。静も人付き合いがうまいほうではないので、そうやって接してくれて、彼女の殻をこじ開けてくれるような人がいるっていうのがすごく嬉しかったんですよ。「サンドウィッチを分けてくださいますか」って言えるようになったんだなって。葉月ちゃんのおかげで静も成長できたところがたくさんあるので、これからもどんどんいちゃついてほしいです(笑)!
――いよいよ終盤になりますが、気になるキャラクターはいますか?
日高:やっぱりアンジェリーナですね。10話の最後の「リン」のひと言がとても素敵だったんです! 佐藤さんのお芝居も含めて。本当に優しい子で、リンちゃんと性格は全然違うんですけど妹思いで、一番身近で心配してくれる存在なので、そういう意味でもリンちゃんとアンジェリーナは和解してほしいです。平和な姿を見たいと思いました。
末柄:私はさちさん(笑)。ようやく戻って来てくれて、日本校がみんなで集まれた。どうして入院してたのかは結局わからないんですけど、最終決戦に向けて、本格的に準備を始められると思いました。盛り上げてくれる元気な面白いキャラクターなので、これから日本がどうなっていくのか楽しみです。
――最後に、自身の演じるキャラクターにメッセージをお願いします。
末柄:11話からどうなるかわからないんですけど、ようやく足並みが揃った気がします。今のところ葉月ちゃんがまだシンデレラのブーフ・フュレができていないみたいなので、静は葉月ちゃんを鍛えつつ、チームワークも高めつつ、次の戦いに備えてほしいです。たぶんアガーテさんは本当に強いので、どうなるかはまだ全然わからないんですけど、チーム力を高めて頑張ってほしいですね。あとは信頼できる仲間ができて、本当に良かったね!って言いたいです。
日高:10話の終わりから病んじゃってるんですけど、これでは終わらないというか。リンとしてはより過酷なことが描かれていくと思うんです。でも言ってあげたいのは、キャストからリンちゃんはめっちゃ人気があるんです。だからリンちゃんは可愛いよ!って言ってあげたい。周りのことも全員敵だ!みたいに思っているけど、お姉ちゃんも含め、意外と周りには、心を開けば友達になれる人、仲間になれる人がいっぱいいるんだよって思ったので、今後はリンちゃんが人間の心を取り戻せることを祈って、それを楽しみに待ちたいなと思います。
末柄:あの静が「くどい!」って言うんですよ。
日高:そこ、大好き!
末柄:「だまりなさい!」とかならわかるけど「くどい」って静さんが言うんだって驚きました。そういうところも古風な静らしいなし、静の熱い部分が出せたので、今後どう成長していくのか楽しみになりました。
――静のために頑張っていた葉月は、見ていてどうでした?
末柄:第一話で静のことを追いかけて来てくれてから、葉月ちゃんはいつも追いかけてきてくれるんですよね。それがありがたいというか。静も人付き合いがうまいほうではないので、そうやって接してくれて、彼女の殻をこじ開けてくれるような人がいるっていうのがすごく嬉しかったんですよ。「サンドウィッチを分けてくださいますか」って言えるようになったんだなって。葉月ちゃんのおかげで静も成長できたところがたくさんあるので、これからもどんどんいちゃついてほしいです(笑)!
――いよいよ終盤になりますが、気になるキャラクターはいますか?
日高:やっぱりアンジェリーナですね。10話の最後の「リン」のひと言がとても素敵だったんです! 佐藤さんのお芝居も含めて。本当に優しい子で、リンちゃんと性格は全然違うんですけど妹思いで、一番身近で心配してくれる存在なので、そういう意味でもリンちゃんとアンジェリーナは和解してほしいです。平和な姿を見たいと思いました。
末柄:私はさちさん(笑)。ようやく戻って来てくれて、日本校がみんなで集まれた。どうして入院してたのかは結局わからないんですけど、最終決戦に向けて、本格的に準備を始められると思いました。盛り上げてくれる元気な面白いキャラクターなので、これから日本がどうなっていくのか楽しみです。
――最後に、自身の演じるキャラクターにメッセージをお願いします。
末柄:11話からどうなるかわからないんですけど、ようやく足並みが揃った気がします。今のところ葉月ちゃんがまだシンデレラのブーフ・フュレができていないみたいなので、静は葉月ちゃんを鍛えつつ、チームワークも高めつつ、次の戦いに備えてほしいです。たぶんアガーテさんは本当に強いので、どうなるかはまだ全然わからないんですけど、チーム力を高めて頑張ってほしいですね。あとは信頼できる仲間ができて、本当に良かったね!って言いたいです。
日高:10話の終わりから病んじゃってるんですけど、これでは終わらないというか。リンとしてはより過酷なことが描かれていくと思うんです。でも言ってあげたいのは、キャストからリンちゃんはめっちゃ人気があるんです。だからリンちゃんは可愛いよ!って言ってあげたい。周りのことも全員敵だ!みたいに思っているけど、お姉ちゃんも含め、意外と周りには、心を開けば友達になれる人、仲間になれる人がいっぱいいるんだよって思ったので、今後はリンちゃんが人間の心を取り戻せることを祈って、それを楽しみに待ちたいなと思います。